工事部 工事課 菊池 達哉
私は平成29年4月に入社し三年目を迎えましたが、入社の翌月から愛知県にあるINAX建築技術専門校に入校させて頂き、建築の基礎知識やタイル張り技術を学びました。
専門学校を修了してからはタイル職人の親方の下で実務を身につけ、昨年「タイル張り二級技能士」の資格取得することができましたが、一身上の都合でタイル職人の道を諦め、現在はマルニシテグラの工事部の一員として施工管理業務に励んでいます。
会社の先輩方からは現場の段取りの仕方などを懇切丁寧に教えて頂き、また現場の監督さんとの作業工程の打合せ等に同席させて頂きながら、一日も早く一人前の番頭になれるよう頑張っています。
タイルは建築物の見栄えを良くするだけでなく耐久性や耐候性にも優れている素晴らしい材料だと思いますし、自分が仕事に係わった現場のタイルで奇麗に仕上った建物を見ると遣り甲斐を強く感じます。
皆さん方がこれから就職活動をしていくうえでタイルに対しての私の想いが少しでも参考になれば嬉しいですが、就職先のひとつの選択肢として私たちの『タイル業界』が選ばれることを心より期待しています。
VOICE
社員の声


工事部 工事課 佐藤 佳介
私はタイルの仕事に携わって4年目になります。お客様との打ち合わせや、職人さんがしっかりタイルを施工しているか巡回したり、さらに会社でさまざまな書類の作成や材料の発注などを受け持っています。
外回りあり、デスクワークありで、忙しいときもありますが、現場でバリバリ働く職人さんをみると元気が湧き、また建物がタイルで彩られ仕上げられていく過程を見るとやる気も出てきます。
ときには、地図に残るような建物で仕事をさせてもらうこともあり、とてもやりがいを感じることのできる仕事だと思います。
現在は、先輩方のように一人前に仕事が出来るようになるための日々勉強です。仕事上でのミスも多々ある私ですが、これから社会へ出てどのような職業に就こうか考えている皆さんに、私たちのいる『タイル業界』が選択肢のひとつになってもらえると大変うれしく思います。

工事部 工事課 田所 真
私は平成21年の春に大学を卒業し、当社へ入社しました。配属されたのはタイル工事の施工管理をする工事部ですが、少しでも早くタイル施工の基本をマスターし一人前の管理者になれるよう、会社からの指示で同期入社の佐藤君と一年先輩の萩原さんと共に、入社した年の5月に”INAX 建築技術専門校”へ入学致しました。
当校はタイル工を養成する学校で私達3名以外は職人さんの卵ばかりでしたので、みんなについて行けるのか当初は大変不安でしたが、3人とも何とかそこそこの成績で卒業することができました。
会社に戻ってからは先輩に指導を受けながら施工管理の仕事に励んでいましたが、折角習得したタイル張りの技術を更に高めたいと3人で相談し、会社の許可と援助を得て「タイル張り2級技能士」の試験を受けさせてもらい、これも見事??に3名一緒に合格致しました。
また、この年の10月には専門校の校長先生の推薦で「技能五輪全国大会(神奈川大会)」へも出場することができ、残念ながら入賞することはできませんでしたが課題を無事時間内に終わらせることができて大変嬉しかったです。
建築専門学校へ入学させて頂いた会社のみなさん、親身に教えて頂いた専門校の先生方、それに学校への入学が決まった時から技能五輪に出場する時まで、一生懸命技術指導をして下さった当社品質管理課の織田さんにも大変感謝していますし、この会社に入って本当によかったと思ってます。この経験を十分に生かして、今後も会社の力になれるよう一生懸命頑張ってまいります。
写真『平成22年10月技能五輪神奈川大会にて』
VOICE
職人の声
小清水大輔(若年優秀技能者知事賞受賞)
私は令和6年2月に若年優秀技能者北海道知事賞を頂き、また道内若手技能者の中での第一人者との評価も頂いたことを誠に光栄なことと嬉しく思っています。
私は高校卒業後、平成29年にマルニシテグラ㈱へ若手技能工として入社しましたが、タイル張り技能を習得するため入社後すぐにINAX建築技術専門学校に入校させて頂き、一年間学んできました。卒業後は一人前の職人になるために会社所属の親方に配属され、その間に1級タイル技能士の資格も取得することができましたし、入社から約6年後の令和5年から一人親方として独立することができました。入社当初は右も左も解らず不安だらけでしたが、ここまでタイル職人として続けてこれたのはいつも温かく見守ってくださっていたマルニシテグラ社員の皆さんや親方が、我が事のように一生懸命支えてくれたお陰だと思っています。
現在は一人親方として自分の頑張りに見合った収入を得ることもできるようになったので、非常にやりがいの有る職業だと実感していますし、職人に成って本当に良かったと思っています。今後もタイル張り技術の向上を心がけ、品質の良い施工を続けていけるよう努力していくつもりです。

橋本 和弥(タイル張り技能士1級)
私がタイル職人になったのは、高校卒業後に何か技術を身につけて働きたいと思い就職先を探していた時に当社の求人票をたまたま目にすることができ、そこに入社後はタイルの施工を学ぶ専門学校に入校させる制度が有ると書かれていたので応募し、平成28年の春にマルニシテグラへ入社したことがきっかけです。
入社後はタイル張り技術を習得するため、求人票に書かれていた通りINAX建築技術専門校に入校させて頂きました。
専門校では約5ヶ月間の訓練、指導をうけた後、いったん親方の下での分散教育をうけ、入校してから一年後に学校を無事卒業し、現場で働き始めました。
当初は何かと戸惑いも有り苦労もしましたが、会社の先輩や多くの職方さんの支援を頂きながら何とか仕事をこなすことができるようになり、今日に至っています。
その後は念願の1級タイル技能士資格も取得でき、また、周りの皆さんや会社からの後押しも頂けたおかげで、一人親方として独立することができました。
当然、一人親方としての責任は出て来ますが仕事から得られる達成感や充実感、また頑張れば頑張った分だけ収入も増えるので、いまはタイル職人になって本当に良かったと思っています。
今後は色々な経験を積み重ねながら、タイル張りの素晴らしい作品を世の中に沢山残して行きたいと思っています。

駒込 翼(タイル張り技能士2級)
私は2015年度3月に高校を卒業し、タイル職人に憧れ当社に入社した駒込翼です。
入社後タイル技能士の技術を身につけるために、5月に同期の田名網君、林君、一年先輩の望月さんと愛知県常滑市にあるINAX建築技術専門校へ入校させて頂きました。
当校では、タイル張実習や建築関係のことを広く勉強をしました。初めは地元から離れているのは不安がありましたが、先生方も楽しく違う県の仲間もたくさん出来、タイル工以外の勉強もたくさんさせてもらったと思います。
そして常滑での研修を終え会社に戻った後は、3月の卒業試験のために会社での勉強と練習をかさねました。そのかいがあり4人とも無事に卒業することが出来ました。しかし、これがゴールではなく始まりであり4月から親方の元で現場作業を始めました。早く一人前になれるように毎日現場で頑張っています。その第一歩としてタイル技能士2級に挑み合格しました。
INAX専門校へ入学させて頂いた会社の皆さん、専門校の先生方、ともに切磋琢磨した仲間、それに会社での研修中のあいだにお世話になった織田さん、萩原さんにとても感謝しています。まだまだ未熟者ですが、今は早く一人前の職人になれるよう頑張っています。

田名網 悠樹(タイル張り技能士2級)
私は平成27年3月に高校を卒業し、ものつくりに大変興味があったので当社に入社しました。そして5月にINAX建築技術専門校に入学させていただきました。当校はタイル張りの基礎を学ぶ場所であり、タイルについて素人な自分には本当に有難い学校でした。
学校では午前は学科、午後は実技の時間割りとなっており、1週間に1回テストがありました。自分は実技のテストは平均的な点数でしたが、学科が絶望的に危険でした。正直卒業出来ないかもと思っていましたが無事に卒業することが出来ました。
会社に戻ってからは職人の織田さんに指導を受けながら「タイル張り二級技能士」の試験を受けるための練習を重ね、これも無事に合格する事ができました。
そして去年からは親方さんの下で現場仕事をさせていています。まだまだ半人前な自分ですが立派な職人になれるようこれからも頑張っていきます。